アカデミアの研究成果を実用化するためには、研究開発から実用化までをプロジェクトとして捉え、実用化のイメージを踏まえた上で企業と連携を図る必要があります。
そこで、研究成果の実用化に向けたプロジェクト管理、提携戦略策定、知的財産戦略立案、商談会の活用等、企業との提携に向けて必要となる実務を習得する研修を実施します。
また、本研修セミナー修了者の中から、次年度に国内外で開催されるパートナリングイベント(商談会等)への参加者を選定し、OJTとして通年支援します。支援はメンターによる参加の準備、参加費・旅費を含みます。
受講対象 | 1.研究機関の医療研究者と産学連携担当者の2名1組で、2日間にわたり参加できる者。 2.研修で用いる研究開発課題についての事例および研究成果紹介(PR)シートを準備できる者。 *当日の研修内容は非公開で実施します。当日は秘密保持契約書に署名いただきます。 *準備いただく事例は、AMED関連課題であるかどうかを問いません。ただし、研修の修了後、次年度に国内外で開催されるパートナリングイベント(商談会等)への参加支援対象となるのはAMED採択課題です。そのうち、海外商談会については、特許出願可能な成果の課題のみとなります。 |
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■ 主催 | ・・・ | 医療系産学連携ネットワーク協議会 (medU-net) / 日本製薬工業協会 / 日本医療研究開発機構(AMED) |
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■ 募集人員 | ・・・ | 最大10組(20名)程度 |
■ 受講料 | ・・・ | 無料(交通費、宿泊費はご負担いただきます) |
日時 | 内容 | ||
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1 日 目 2月16日 (土) |
10:00 - 11:15 | 講 義 |
実用化に向けたプロジェクトの管理 北海道大学病院 臨床研究開発センター 杉田 修 先生
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・ プロジェクトの計画・管理・推進の基本 ・ 研究開発の過程における企業連携に重要な事項とは ・ 実用化しようとする成果の訴求点の確認 |
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11:15 - 12:30 | 講 義 |
医療関連の研究開発における提携戦略概論 日本製薬工業協会 (アステラス製薬株式会社) 稲垣 治 先生
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・ 研究開発と提携のタイミング ・ 企業がアカデミアと提携する時に考える事 ・ 提携における研究者・産学連携担当者・企業の役割 ・ 提携先探索の機会について |
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13:30 - 15:00 | 講 義 |
製品の特徴に合わせた実用化の目標・知財戦略・提携戦略の策定(医薬品、バイオマーカー、再生医療、ドラッグデリバリー研究等) 東京医科歯科大学 産学連携研究センター 特任講師 小川 行平 先生
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・ 研究の最終目標・実用化の目標の確認 ・ 知財戦略の策定:研究と実用化 ・ 提携戦略策定の実際 |
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15:00 - 16:30 | 講 義 ・ 演 習 |
プロジェクト・製品紹介(PR)シートとは 実践に必要なPRポイントの習得(1) 北海道大学 産学・地域協働推進機構 特任教授・戦略企画部門 副部門長 本間 篤 先生
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・ 研究成果紹介(PR)シートとは ・ PRシート作成のポイント ・ 既存製品・既存製法等の差別化とは ・ PRシートのレビュー |
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2 日 目 2月17日 (日) |
9:30 - 10:30 | 演 習 |
実践に必要なPRポイントの習得(2) AMEDぷらっとPRシートレビュアー
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・ PRシートの講評 | |||
10:30 - 12:30 | 講 義 |
商談会とは AMED知的財産部
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・ 国内・海外商談会とは何か ・ 国内・海外商談会の活用方法 ・ 商談会で必要な作業とは ・ フォローアップについて |
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13:30 - 15:00 |
商談会の実際・商談会に参加して
日本製薬工業協会 会員
商談会参加者 |
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・ 製薬企業のパートナリング活動 ・ 商談会参加者の声 |
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15:00 - 16:00 |
総合討論、ラップアップ
東京医科歯科大学 産学連携研究センター 特任講師 小川 行平 先生
商談会参加者 |
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